あけましておめでとうございます。
2020年がはじまりました、思い起こせば2000年と共に歩んできたダイビングプロ人生今年で20年を迎えます。
20年の集大成、これからの新たな挑戦、20年経っても常に初心を忘れず日々精進していきます。
一番怖いのは奢り、恐さを忘れること
自然に対する畏敬の念を忘れてしまい自分があたかも自然をコントロールできたり、何でも知っていると思い込むこと
「ダイビングや海を一度でも全く恐くないと感じた時お前はダイビングインストラクターを辞めるべきだ」と10代の時から言われ続けてきました。
もちろん今でも海は恐いし、ダイビングは時として何が起こるかわからないので最善の準備と計画をし最善の状態で臨めるように常に考え行動し、前の晩は寝床に着くまでシュミレーションし続けます。
2020年の抱負は20年経った今、より安全により安心に、NAUIの原点に立ち戻り安全は教育から。
安全の下にある新たな挑戦、冒険はしますがそれを度外視した暴走はしません。
真の冒険家は実はものすごく臆病で慎重、ものすごい計画や準備をします。
ダイビングも冒険の一つですので十分な安全を考慮して最善の状態で楽しんでいただきたいです。
ダイビングはダイビングライセンスを取得しないとできません。
一度しっかりとした教育を受けそして自己責任の下やるレジャーです。
やられる側の責任というものも問われるレジャーなのです
ですのでプロ側としてもしっかりとした教育をするのはもちろん、すでにライセンスを持たれている方々の真の教育、安全に対する考え方などを促すのも僕らの使命の一つです。
日本人はこの点リスクマネージメントや自己責任の考え方に関して凄く疎いので20周年を機に今年は力を入れていこうと思います。
自己責任の考えやリスクマネージメントが何のためにあるのか？
それはダイバー一人一人のためでもありますし、ダイビングを120パーセント最善に楽しむためでもあります。
また、この考え方ができればダイビングだけではなく、仕事やその他のスポーツなど様々な所で役に立ちます。
人は一人では生きていけませんが結局は最終的な局面一人なので誰のせいにもできないですし、人のことをしっかりと考え大切にするのでしたら自己責任で全て完結してはじめて人にあまり迷惑をかけずに生きることができます。
新年早々いろいろ言っていますが、2020年はシンプルに原点、初心にかえり僕が20年プロとしてやっているダイビング団体NAUIの格言、安全は教育からに戻って再び深く考え行っていきたいと思います。
安全は教育からそして安全の下にある楽しさ、新しい挑戦
