いつもお世話になっているドゥマゲティ在住の
日本人PADIインストラクターのKさんのお子さんの洗礼式に
呼ばれ隣町のバコンの教会に行って来た。
これまたいつもお世話になりっぱなしの大先輩方
ダイブインウサの黒澤さん、JMCの豊田さんも参加されていて
僕は第二部から黒澤さんに迎えに来てもらったから良かったようなものの
やたら話しまくるおばちゃんが登場したらしく、彼女の話を1時間半も聞かなければいけんかったらしい
第二部からでもなかなかキリスト教が理解できない僕らにとっては長く
牧師さんの演説じみた説教はやたらとテンションが上がって来て(自分に酔っているらしい)下手な冗談交じりで話、マイクの音量を無視して話すのでうるさく、あまり有難くない感じだった。
本来の宗教はこうではないのかもしれないが、こういう瞬間ふと宗教って凄いな、怖いなと思い、日本人にはなかなか理解し難い世界に映る。
日本のマスコミや学校教育もそうなりがちになるが
一方的に言われたことを何も考えずに鵜呑みにしたり、ただ頑なに信じ、
従うのみというのはけっこう怖いことだと感じる。
浸礼という儀式や、キリストの聖なる光を集めたと言われるロウソクに火を
ともし、赤ちゃんの周りにみんな集まり祈ったり
赤ちゃんの額にみんなで十字を切ったり
いろいろな儀式が一通り終わり、やっとのことで解放された。
みんなは朝8時半から来ていたようで、もうすでに12時半過ぎ
まちに待っていたご飯の時間
洗礼式を終えた赤ちゃんを囲んでみんなで豚の丸焼きレチョンや
様々なご馳走をいただく。
ドゥマゲッティのダイビング業界を古くから牽引して来られた
お二人方と揃って食事や飲むことができるなんて
なかなかない機会なのでダイビングの話などに花が咲いた。
よく見るとKさんの友人の日本人やロシア人、カナダ人、イギリス人、フィリピン人など
いろいろな国籍の人が集まっている。
最初はみんなバラバラだったがお酒が入って来ると
だんだんみんな仲良くなってきて、いろいろな話をした。
ドゥマゲッティにはこの住みやすい環境、素晴らしい海
物価の安さ、ビジネスチャンスなどを求めて様々な人が集まってくる
このドゥマゲッティの穏やかな雰囲気が、温かい空気が
フレンドリーで優しい現地の人々が
そういう人達を惹きつけ、そしてこうやってお互いを繋げてくれる。
世界規模の大きな縁がこの土地、こういう機会を通して広がっていく。
すべては大きな家族のよう
本来のキリスト教が教えているように世界中の人々が一つの大きな
家族、ファミリーなら
もっと世界は平和になると思う。