Journey Diving and Nature Tour

スミロン島でギンガメアジの群れに囲まれる

スミロン島でギンガメアジの群れに囲まれる
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それは驚きでしかなかった、衝撃映像を見ているようだった

ヒッチコックの映画の世界に紛れ込んだ感覚に陥った

突然の出来事に一瞬何が起こったのかわからなくなった

安全停止中に起きた奇跡、パラレルワールドへの扉は開かれた

銀の衝撃は突如目の前に現れた

安全停止を終え浮上しようとしたその瞬間、目の前に銀の壁が突如出現し

ドンドンこちらに迫って来た

気がつけば目の前にギンガメアジの凄まじい数の大群が押し寄せて来た

水深5M、上も下も右も左もギンガメアジの群れ、群れ、群れ

「これはもしや、行けるかもしれない」

とふと思い、その群れの中に突っ込む私

ドンッ!ギリギリギリ―というギンガメアジの警戒音をそこら中から浴びつつ

目の前をギリギリでかすめていくギンガメ達をモノともせず、かかんにただひたすら群れに突っ込む私

ふと銀の壁は開け、静かな空間へ

そう私はギンガメアジの群れの中に入ってしまい、その中心にいる

つまりギンガメアジの群れの中に台風の目のように存在する

周り360度すべてギンガメアジ、上も下もギンガメアジ

婚姻色の(黒い)ギンガメアジもかなり紛れているので、愛のランデブー

ハーレムの中に紛れ込んでしまったようだ。

皆様愛の行為に夢中なのでダイバーが一人や二人紛れ込もうが逃げない

愛は盲目、Love is Blindだと言うことなのか?

それにしても凄まじい数

良くぶつからずに距離感を保っていらっしゃる

外国人が渋谷のスクランブル交差点であの凄まじい人の数でぶつからない、トラブルにならない日本人の凄さを写真に撮りたくなる気持ちが今良くわかった

満員電車、通勤ラッシュ、スクランブル交差点

思い出したくもないワードを何故か海の中で思い出してしまった

しかしこれは愛のスクランブル交差点

満員の愛の電車、愛のラッシュなのだ

気がつくとギンガメアジの群れの一員になっていた

もう15分近くここにいるのに全く一匹も逃げない

辺りは静まりかえり愛の営みだけが続く

人間もギンガメアジもそうやっていることに変わりはない

何故かそう思えてきた

愛し愛され、子孫を残し、育み、老いて死んでいく

その時その瞬間を精一杯生きる

今この瞬間、この時私はギンガメアジの理由を越えた愛の営みの素晴らしさを感じた

彼らがこの瞬間私の前に現れたことに理由はない、たまたま愛の延長線上に私がいたからだ

Love is beyond the reason

(ただあなたがそこにいるだけで)

 

 

 

 

 

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