Journey Diving and Nature Tour

ドゥマゲッティーに残しておきたい文化

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どこまでも真っ直ぐで優しいフィリピン人 マーク編

どこまでも真っ直ぐな奴は方向性を間違えるとどこまでも悪にもなるし、どこまでも善にでもなれると思う。
うちで今トレーニングしているマークがまさにそうだ。
先日こんなことがあって、驚いた

以前に何回かこのブログでも触れたが、
シキホール島で一緒にトレーニングを積んだマイケル
彼の弟が病気でドゥマゲッティーの病院へ移送されてきて
輸血が必要な状態になった

それをいち早く嗅ぎ付けたマークは病院になりふり構わず駆け付けた
しかし、真っ直ぐな奴は真っ直ぐしか見ていないので
(輸血!血が必要なんだーー!僕の血を使ってくれーー、早く届けないとーー)
と必死になる
しかし肝心なことがわかっていない、マーク!

病院に着いてマイケルと出会い弟の安否を確認する。
輸血は病院にあったもので間に合った様子だが、フィリピンはアメリカと同じで医療保険制度がなく、輸血用の血液もいちいち買わないといけないので
「足りなかったら、また必要だったら僕の血液を使ってくれ!」と鼻息荒く
熱くマイケルに伝える、マーク

その後私に連絡があり、一部始終をまだ熱が冷めやらず伝えてくれるマークであったが、冷静な私は(何となく察しがつき)開口一番
「マイケルの弟の血液型は?」→「B型です」

「マークの血液型は?」   →「まだ計ったことないのでわかりません!でも母がB型なので僕もきっとB型です!!」

「俺の母もB型だけど、俺はAB型で弟もAB型だよ」→「、、、、、」

「まずは自分の血液型を調べたら」→「あなたの言う通りです!」

それでもマークはそれから毎日病院に通って行き
病気に効くとされるパパイヤの皮を煎じたものや地元の薬草をマイケルの弟の
ために律儀に持っていく。

マークはマイケルの弟にはほぼ面識がなく、もちろんマイケルの家族もマークのことを知らないので
「君は誰だ?」と聞かれてしまうらしいが
彼の真っ直ぐな態度や言葉を聞くと
みんなが「ありがとう!」と妙に納得してしまう。

それだけ、真っ直ぐで優しく不思議なポジティブさを持ったやつなのだ。
彼は病院に行く前に清々しい笑顔でうちに来て
今から病院に行きます!とニコニコして通り過ぎて行く
彼にとって人の役に立てるというのは何よりも嬉しいことなんだー!と
全身が語っていた。

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僕はそんな彼を誇りに思い、同じように笑顔にさせられる不思議なポジティブさをもらう。
彼にダイビングを教えるということは必然だったのだと今思えてしょうがない。
彼の成長が楽しみだ、フィリピンの未来が楽しみだ
どこまでも真っ直ぐな人間が変にすれずに生きていける環境がここドゥマゲッティーにはまだある。
これは何よりも素晴らしいことだと思う。

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