先日ドゥマゲッティーの友人宅でパエリアパーティーをやりました
ただし、そんじょそこらのパエリアパーティーではありません!
日本からしかもロンドンやスペインのイビサ島で出張料理人をやっていた
友人を招いてのパエリアパーティーなので本格的かつ本場なのです。
しかも、日本から米やパエリア鍋、食材を持って来てもらい
ドゥマゲッティー市場でシーフードや野菜、肉などを買い出し
みんなかなり飲むのでビールを2リットルと350リットル20缶ほど
と、ラムも一本、白ワインを一本、赤ワインを一本などなど
もうすでにこの状態で酔いが回って来そうですが
夜は長いのです!
まずはサンミゲルビールとレッドホースビールを飲みながら
パエリアが出来るのを待つ
カニを潰してダシを作り、そのダシ汁を味見する
「うまっ!!」
さらに期待が膨れる
魚介だしの美味しそうな匂いが立ち込める
うまそうな匂いに鼻が馬鹿になってしまい
もう無理だーー!!と限界を感じた時
パエリア完成!
レモンの代わりにフィリピンのカラマンシーなところも
またオツ
エビが早く食べてくれと踊っている
口の中で鼻腔内でエビとカニとイカがフラメンコを踊っている
この魚介ハーモニーがたまらない
アルデンテで魚介ダシをたっぷり吸ったコメが旨すぎる
ビールが進む、ワインが進む、ラムコークにまで手を出してしまう
これはまるで竜宮城のタイやヒラメの舞
イカやカニやエビが踊り狂っている
僕たちは飲み狂っている
朝起きたらきっとおじいさんになっているだろう
いつのタイミングで写真を撮っていたか
すでに覚えていないが
女子が4名いたのに何故か男子だけしか写っていない
あれは幻だったのか?
男子会だったのか?いやそんなことはない
真実はいつも一つのはずだ
真実はパエリアが美味しかったこと
これだけは覚えている
あの風味が口の中に残っているから
忘れられないあの夏の思い出のように
パエリアの風味が後を引く