ジャーニードゥマゲッティダイビング&ネイチャーツアー

ある会社会長のアドバンスコース

ある会社会長のアドバンスコース
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別のビジネスでお世話になっているある会社会長がひさしぶりにドゥマゲッティに来られ仕事が思ったよりも早く終わってしまったので、2年ぶりにダイビングをやりたいと言ってくれた。会長が凄いのはせっかく久しぶりにダイビングやるならただ潜るだけではなく何かしらの資格を取りたい、今現在部長と同じレベルにあるので私が一歩先に進みたいとおっしゃる。 

部下よりも業務外であれ一歩先に行きたい、その向上心と競争心に感銘した。 

2年ぶりのダイビングなのでほぼ覚えていないと言う 

ただ56歳の会長はやはり只者ではなく覚えていないと言いながらもいろいろとそつなくこなし、何事にも動じないしめちゃくちゃ落ち着いているし、考えていないようで考えながら動いているので上手いしスマートなダイバー 

やっぱりこういう只者ではない人が会社の会長とかやるんだなーっと妙に感心させられたし、この人と仕事一緒にやっている自分って結構幸せ者だなと思った。 

中世浮力も自分で試しながらちょっと失敗しながらも難なくできるようになり、ウミガメと戯れたり、クマノミ系を水中写真で撮ったり結構楽しそうだった会長。 

陸に上がると淡々としていてあんまり楽しそうじゃないが、水中では生き生きしていて楽しそうに見える。(水中でタバコが吸えればこの人水中の方が向いてるんちゃうかなーっと思うほど笑) 

そんなパーフェクトヒューマンな会長も不得意なことがあった。 

陸上でもわりと方向音痴で同じ場所に戻ってくることができないらしい 

そんな会長がアドバンスコースのクライマックスである水中ナビゲーションに挑戦した。 

結果を言うとなかなか散々でまずスタート地点を覚えていない、そして方向音痴なので水中ではさらに方向感覚がわかっていないのでとんでもない場所に行ってしまう。 

それでも何度か繰り返しそこは流石だがどんどん修正してできるようになった。 

途中から流れが速くなってくるという難易度高めになっていたが本人必死すぎて流れにも気が付かなかったらしい 

普段は見られない会長の必死な姿とはじめてみた焦りの表情とできた時の満面の笑顔 

それでも最後ピタッとスタートラインに戻って来た時は感動しました 

人間役職が何であれ、年齢がなんぼであれ、いつまでも成長できるし挑戦し続けられる 

僕らの頼れる会長はアドバンスコースを通して人間の可能性が限りなく無限大だということを教えてくれました。 

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