ダイビングを始めるのに遅すぎると言うことはない、ダイビングに年齢制限はない、これを証明するかのごとくドゥマゲッティにダイビングのライセンスを取得しに67歳と66歳のおばさまが来られました。
去年来られ人生初シュノーケリングをアポ島でしてその海の素晴らしさに感動し、またその時に70代の方が初めてダイビングをされその様子を見ていて私達もやりたいとなったようです。
「今年はダイビングのライセンスを取得したいんです!」
「子供達に言ったら呆れられました、妹夫婦はあなたがライセンス取れるなら私達も次取りたいわと言ってるの」
とご家族を巻き込んでの一大決心、ご友人が一緒に私もライセンス取りたいと来られましたが、もしご友人が来なくても一人で来ていたと豪語していました。
やる気満々です。
それにしても40代の方でもこの年齢でダイビングライセンス取れますか?と質問されますが、とんでもない、67歳超アクティブです
基本的に耳抜きができ、水に対する強い恐怖感がなければダイビングは誰でもできます。
耳抜きはほぼ誰でもできます、稀に身体の構造上できにくい人はいますが、全く耳抜きができないという方は1パーセント未満です。
誰でも最初は不安で恐いですが、水に対する恐怖感は慣れてきますし、綺麗な水中世界を見ればなくなっていきます。
さすが人生経験を積んでいるお2人は最初怖さは感じていましたが、何と言うか芯の図太さというか、肝が据わっているところがあり、いざという時は自分ではどうにもならないこともあるので五十嵐さんに頼れば、任せればいいのよっという結論に達したようで、安心できたようです。
「水中世界は全く新しい別世界、それがこの歳でも経験できて嬉しい、冥土の土産にするわ」
水中でのバランス、浮力の調節などなかなか最初は難しいが、珊瑚などいろいろな種類がありカラフルで魚も多く様々な種類がいるドゥマゲッティの海はすごく感動してくれた様子。
「珊瑚っていろいろな色や種類があるのね」
「イソギンチャクの中にニモがいたのが可愛かったわ」
じっと立ち止まり魚や珊瑚をじっとみている姿が印象に残っている
たとえ何歳になろうとも好奇心を忘れず、アクティブになれれば何だってできると思う。
ダイビングは基本的には誰にでもできるし、年齢や身体的なハンディキャップも海の中ではあまり関係ない、始めるのにもハードルが低いレジャーだと思う。
海の世界という全く陸上とは別世界でフィリピンのドゥマゲッティという世界有数の海の綺麗さをほこる場所だから単純に見た目だけでも美しく感動するが、年齢を重ね経験を積んで来たいろいろなものを見て、体験してきた方々にもこの別世界を是非見て、体験していただきたい。
人それぞれに感動があり、それぞれの楽しみをその時々の自分のステージから見出せるのがダイビングの最大の魅力だと思う。
海は生きている、人間もまた日々生きている
ダイビングを始めるのに遅すぎるということはない、海の中の世界を見てから死ね
今からでもダイビング始めたい