Journey Diving and Nature Tour

夏休み時期のアポ島

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夏休み時期のアポ島は正直なかなかよめない

一言で言ってしまうとこうだが、実は非常に奥が深い

今年はまさしくそうで1日違うだけでも全然違い波はもちろん海の中の透明度まで大きく異なるのには毎回驚かされる。

様々な世界中の海で働き潜って来たがここまで変化が激しい海はなかなかないかもしれない。

今回は今年の夏休み時期を例によく質問される日本の夏休み時期7月から9月末ぐらいまでのアポ島の海の様子をお伝えします

 

まず何度かこのブログでも触れているが、7月から10月ぐらいまでの時期は南西の季節風の時期ハバガットにあたり、湿った生暖かい風が吹くので天気が変わりやすく1年の中でも比較的雨が降りやすい時期といえる。

しかし、日本人はすぐに雨季とか決めつけたがり、雨季=梅雨となり、「雨が多いんですね」

「雨季だから大変でしょ、海は綺麗じゃないですね」と??ということをよく言ってくる人が多い。

ここネグロスは天気は比較的安定していて晴れの日が多い、ハバガットの影響も比較的少ないと言える、1日中雨の日はまずなく、雨が降ってもすぐ止み、晴れ間が出ていきなり暑くなりかと思ったら曇り、雨がまた少し降り、また晴れるというようなちょっとわけがわからない天気がこの時期多い。

台風の影響がない限りずっと雨や、ずっと曇りや風が強い日は滅多にない

台風だってここ5年以上直撃していないし、影響も薄い

(だから世界中でリタイア先として今最も注目されている都市なのだ)

この時期季節風や台風の影響などが強まり風が強い日は南側に風が吹くのでアポ島では南側のポイントチャペルやロックポイントなどに行くのが少し困難になり、北側のポイントマムサやココナッツなどが穏やかになる。

今年のお盆時期は前半ハバガットが強く吹き南側のポイントに行けないか、行っても透明度が悪かったが、北側のポイントはベストシーズンよりも透明度が良いなんて日もあった。

後半は風がやみ、さらに透明度も上がり今年のGW時期のベストシーズンよりも透明度や海の状況は良かったと思う。

北側のポイントは大物ポイントが多いが、今年の夏休みシーズンのギンガメアジの群れはいつもよりも大きく数も1.5倍ぐらい多かった。

通常アポ島のギンガメアジの群れはバリカサグ島のようにトルネード状にとぐろは巻かないが今年の夏休みはとぐろを巻いている群れもあり、群れと群れが離れたりくっついたり、それが一つの生き物、超巨大な龍のような動きをしていて自然の驚異と圧巻をおぼえた。

この時期たった一日違うだけでアポ島の状況は一変する、風が止み、波がなくなり船でアポ島まで前日1時間半かかったのが翌日40分しないで着いたりすることもあった。

行きづらかった南側のポイントは今日は難なく行け、昨日の影響で透明度良くないだろうなと思っていたら結構良く、散々荒れた後の新しい海という感じの新鮮ささえ感じられる。

この時期のアポ島はよめない、よんじゃいけない。

固定概念に縛られたかだか数十年しか生きられないちっぽけな人間の考えることなど大したことないのである。

自然の偉大さと懐の広さ、変幻自在なアポ島の素晴らしさを感じる

自然は生きている、アポ島は新陳代謝が激しい若者のような海だ

 

という感じで誰が何と言おうとこの時期のアポ島の海はよめない

夏休みシーズンのアポ島の海はどうですか??なんか、ましてや雨季なので透明度悪いですよねとか、コンディション良くないですよね?とか聞いてはいけない

よめないのであれば無理矢理よむのではなく、人間がそれに合わせれば良いだけのこと。

どんな状況下においても楽しみを見つけることそれこそが真のダイバー、上手いダイバーだと僕は思う。

何事にも道はある、海が荒れていても苦労してアポ島までたどり着けばこんなに素晴らしいギンガメアジの大群に出会える

いつも思うのだが、逆手を取ればたとえ海が荒れていても普段の生活の中でこんな荒れたり、人間が翻弄される経験ってなかなかできない、自然の驚異を目の当たりにできるのでもろに海を自然を感じられる。

海が穏やかだったらラッキーだし、刻一刻と変わりゆく自然の変化を肌で感じられる。

どんな状況だって楽しめるのは究極のサバイバル術であると思う、実は人間社会だって一寸先は闇だし、天国だ

正直言って今年の夏休みシーズンも海況がどうなるかハラハラドキドキしていたが、来ていただけたダイバーさん達がみんな良い人達ばかりで、何事も楽しめる術を身に着けていたので僕も楽しかったし、海況が悪い日もあったが一日もキャンセルにならなく、ましてや大物が結構出たので面白かった。

何事も表裏一体、光と影、陰と陽があり、自然において完璧に整っている、完璧に良い日はそうそうない、結局はその中から自分がどういう楽しみをみつけていけるか次第

僕らはその楽しみ方を少し提案したり、広げたりする水先案内人にすぎない

それにしても今年のアポ島のギンガメアジの大群と透明度の良さにはビックリした。

何が出るかわかっている水族館的ダイビングよりも何が出るかわからない、その時の海況次第、運次第という未知との遭遇的なダイビングの方が僕は魅かれる

いろいろな顔を持つ海それがアポ島、この夏休み時期はその中でも回復力が素晴らしい、新陳代謝が激しい元気いっぱいの若者の顔を持っている

ギンガメアジの顔のようなさっぱりとした若者の顔

ギンガメアジの大群に出会いたい

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