ジャーニードゥマゲッティダイビング&ネイチャーツアー

何故ドゥマゲッティ、アポ島ダイビングは日本人には有名ではないのか?

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何故ドゥマゲッティ、アポ島ダイビングは日本人にはそこまで有名ではないのか?

いつも疑問に思い、またよく聞かれることだが、理由はいくつかあり日本人特有のことも

大いに関係していると思う。

日本人と最初に言ったが、欧米人にはかなり有名だ

アポ島は世界のベスト10ダイビングサイトにも選ばれたほどだし、欧米人ダイバーが多く、欧米人経営のダイビングリゾートがドゥマゲッティは数多く存在する

では何故日本人にはダメなのか??

ここを今回は解き明かしていこうと思う

➀アクセス問題(交通手段、かかる日数)

現在日本からドゥマゲッティに来るには、マニラ経由かセブ経由しかない

しかも、時間かなりギリギリの乗り換えになりリスクを伴う以外はその日のうちにドゥマゲッティに到着できる方法がない(当日乗り継ぎ、同日到着)

(日本帰国便は同日乗り継ぎ、同日帰国可能)

ここは休みの日程が少ない日本人にはかなり痛い(3泊4日では来れない)

2023年現在乗り継ぎが上手く行く便も出てきました!

セブ、ボホール、モアルボアル、アニラオなどは同日中に来られるので弾丸ダイビングも可能。

しかし、たとえ、マニラ経由でも翌日の朝便でドゥマゲッティに到着すれば

空港までお迎えに行きますので、そのままダイビングも可能です

セブに夕方や夜到着してもダイビングは翌日になるので、変わりません

ドゥマゲッティまでのアクセス

②宣伝をあまりしていない

ダイビング業界において大きな宣伝の一つがダイビング雑誌や、ダイビングのイベントなどで紹介しているか、宣伝しているかですが

ドゥマゲッティは何故か昔からそういう類のことをほぼやってくれていません

以前日本でマッサージの仕事をしていた時マリンダイビングというダイビング雑誌の編集者やカメラマンの人がよくマッサージに来ていましたが(会社がマッサージ店から近かった)「ドゥマゲッティのダイビングショップの人達は広告を出してくれないので、宣伝のしようがない」と言っていました。

もちろん広告費ありきの雑誌ですので、広告を出さない=宣伝してくれません

最近はセブはもちろん、モアルボアル、ボホール、サウスレイテ、マラパスクア、アニラオ、リロアンなど様々な場所がフィリピン特集として載っていますが、何故かドゥマゲッティ、アポ島はほぼ載っていません。(広告費出してないから)

ダイビング雑誌フィリピン特集

③情報が少ない

ドゥマゲッティには少なくとも僕が知る限り6つの日本人経営のダイビングショップがありますが、その半分が経営者やマネージャーの方が70代以上の方々、またそのほとんどが実は日本語を多少話せるフィリピン人に任せているパターンで

しっかり日本人経営である程度若い人がやっているお店がうちを入れて2つしかありません。

ですので、ネットで随時情報を発信したり、その他の媒体で情報発信や営業活動などをやっているところがほぼありません。

今の時代これでは人が集まらなくなります

日本人の大概の人が知らない、情報が少ない=行かない、何があるかわからないから怖いです

まとめ

その他様々な理由はあるかもしれませんが

僕が声を大にして言いたいのが、ドゥマゲッティはアポ島、スミロン島、シキホール島、ネグロス島の海岸線沿いなど様々なバリエーションがあり、それらのどれにも近く、

世界に認められた世界有数のポイントやサイトでダイビングできます。

ジンベイザメと女子大生

1.アクセスが良くないのは、近年だんだん改善されて来ていますし、翌日の朝ダイビングできるようにこちらでスケジュール調整またはご相談に乗りますのでお気軽にお尋ねください。

アクセスが悪いところの方が逆に荒らされていないので、綺麗な海で潜りたい、リラックスした環境の下、有意義な時間を過ごしたい方にはかえってよいかと思います。

2.宣伝をしていないということは、宣伝費を払っていないだけであって、ドゥマゲッティやアポ島などのダイビングが悪いわけでは決してありません。

むしろ世界には認められていますので、良いのです

日本で宣伝していない=日本人が知らないだけです

どちらにしても日本人ダイバーが少ない世界有数のポイントで潜れますので、ドゥマゲッティやアポ島で潜る方はラッキーだと言えます

アポ島ギンガメアジの大群

3.全体的な情報は少ないですが、しっかり発信しているところもありますので

それをしっかりご自分で判断し、良さそうだったらダイビングに来てみる

わからなかったらいろいろ事前に聞いていただけると大変有難いです。

 

他のフィリピンのダイブサイトより情報が少ないのでかえって、他のエリアよりダイバーやシュノーケラーが少なく伸び伸びとダイビングできます。

ボホールのバリカサグ島にアポ島で潜る前に潜った方の話ではダイバーやシュノーケラーが多すぎて魚や珊瑚を見た気がしなかっただそうです。

アポ島、ドゥマゲッティエリアに来てはじめてまともにダイビングができましたとおっしゃっていました。

あまり大々的な宣伝をすることはしない控えめなドゥマゲッティエリアですが

その美しさ、ポテンシャルは世界有数レベルです

名だたる世界有数レベルのダイビングサイトすべてに行けるドゥマゲッティ

是非一度騙されたと思ってダイビングしに来てみてください

宣伝していない、情報が少ないというのは、こんな良いとこ誰にも教えたくない、何故なら下手にダイバーが増えて欲しくないとおっしゃる方も多くいます。

世界にはまだまだ知らないことが多くあります、ダイビングを最初に始めた時に感じた未知の世界を知る喜び、その初心を常に感じていたいものです

ドゥマゲッティエリアでのダイビングは未知との遭遇です。

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