ジャーニードゥマゲッティダイビング&ネイチャーツアー

ダイビングとの出会い、ジャーニーのゼロストーリー

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コロナのどさくさに紛れて、ジャーニーのゼロストーリーを書いていこうと思います。

ジャーニーは1998年私が当時高校2年生でアメリカの大学で海洋生物学を学ぼうとしていた時に母親の友人の息子がフィリピンのセブ島でダイビングショップ兼インストラクター養成学校をやっていて、そこを単身訪ね10日間でアドバンスコースまでダイビングライセンスを取得した時からはじまっています。

よくダイビングの魅力にとりつかれて始めたんですか?と聞かれますが、ダイビングは面白いとは思いましたがそこではなく、人に惹かれ、こういう当時はよくわかりませんでしたが自由な感じに惹かれ、目指そうかなと思ってしまいました。(昔のドラマですが、ビーチボーイズみたいなもので、その当時は竹ノ内豊みたいと言われたものです笑)

ダイビングインストラクターになる人はよく言われていることですが、例えダイビングがあまり好きではなくても、魚や海があまり好きではなくてもできるが、人が好きではないと絶対にできない仕事だと言われます。

ダイビングと出会い、そのダイビングを好きな素敵な人々と出会い僕は高校を卒業し18歳でフィリピンのセブ島へ単身移り住みました。

人生の大きな決断の時というのは案外頭でいろいろ考えて決断したものではなく、何となくそっちが良さそうだから、そう身体で感じた的なことが結構多いように思います。

今でも強烈に覚えていますが、セブ島のこれから3年間住むことになる住居にたどり着き、ドアを開けた途端やっと現実に気が付きました。「俺は本当にここで3年生きていけるのか??」

日本での生活とは全く違う生活、世界がここから始まりました。

ものすごく私はラッキーだったと思います。とにかく人に恵まれ、今までの日本での生活が全て霞んでしまうような衝撃的な経験を毎日しました。

もちろんダイビングや勉強も頑張りましたが毎日が驚きの連続で凄く充実していました。

当時のセブは外国人で住んでいる人がまだ珍しく、ましてや18歳の男の子が単身住んでいてすぐにヴィサヤ語を身に着けたので、どこへ行っても注目を浴び、凄く良くしてくれました。

まだセブもフィリピンの古き良きものが凄く残っていてお金ではない、物質ではない、心や面白さや、恩義や義理人情みたいなものが残っていて、喜怒哀楽を大切にし、18歳の変な日本人の少年をみんなで可愛がってくれ村や町と共に僕は成長していきました。

この時の様々な経験があるから今の私があり、様々な国々を渡ってきましたがまた再びフィリピンに戻ってきてここで恩返しをしたいと日々奮闘しています。

3年間セブで働きながら学び、その後日本やタイやマレーシアで働きながらセブに通い、世界中の海を潜り歩き、シキホール島やドゥマゲッティに通いながら10数年ぶりにフィリピンに移り住んで来た時はセブではなくドゥマゲッティを選びました。

それは好きだったフィリピン人の古き良き精神がまだ残っていることと、海が昔のように活き活きとしていて、自然そのままに残されていることです。

ここをベースに自然と共に、地元の人と共に生き、ダイビングや自然を愛する素晴らしい人々をおもてなしする、そういう事業を通してフィリピンに恩返しをしていくというのがジャーニーの始まりです。

またコロナのおかげで原点回帰することができました。

私たちの大切にするところは、地産地消のように地元を大切に、地元の海や自然、人々や文化などを紹介していくこと、ドゥマゲッティエリアを知っていただき、それぞれのジャーニーをアレンジ、繋げていくことだと改めて思います。

お金やモノのように後には残らないかもしれませんが、思い出や記憶、人生のあらゆる場面での糧になるかもしれませんし、経験や感動を味わえ様々な所へ繋がっていけます。

このコロナにおいてお金やモノは何の意味があるのか?それらで何が解決でき、本当にそれらで癒され、幸せになれているのか??そういう疑問を持った方々は多いと思います。

ここフィリピンですらダイビング、観光業は一番産業、職種として後回しにされ、なかなか復活できませんが、人々に経験や感動を与えるもの、体験を通して様々な人々に気づきを持ってもらえるもので大切なものの1つであると私は信じて仕事をしています。

18歳からプロとして働いてきて、様々な方々に出会い、助けられ、こちらも癒され自然を通して、人は自然や人を通してしかなかなか学べない、成長できないと感じました。

私ができることそれは自然、海、ダイビングを通して人々を笑顔にすること、今まで僕がしてもらってきたような愛を、温かさを共有することだと思います。

ダイビングに出会えて、様々な人々に出会えて本当に幸せです

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