8月25日沖縄の海で友人の大学教授が亡くなった
ドゥマゲッティにも教え子達や大学生達を連れて来てくれ、その後日本に帰国する度にオフ会を開いてくれ、様々な出会いの場を創ってくれる神のような人だった
海のような広い心で、優しい眼差しで包んでくれる、何でこんなに寛大なんだ、なぜこんなにも人に無償の愛を与えられる人なのだろうか?っと、直接大学で教えてもらったわけではないのだが関わったみんなが自然と先生と呼んでしまう、そんな浮世離れした優しさの塊のような人だった
その先生が南国の海でダイビングのおそらくプロライセンス取得講習中に帰らぬ人となってしまった
二度とこのようなかなしい事故が起こらぬように、ここで海の事故、ダイビングの事故について書き記しておきたい
ダイビング中の事故に限らず海の事故の多くは水中ではなく水面で起こります
今回の事故はダイビングプロ講習試験でやる、遠泳中に起こった事故のようです
泳いでいた場所は沖縄ではかなり有名なダイビングサイトで、穏やかな海で起こった事故です。
同じサイトで同じ日にシュノーケルの事故も発生しています、また最近立て続けに同じサイで事故が起こっているようです
何故このような事故が穏やかな海で立て続けに起こるのか?
私の1意見、経験則に過ぎませんが、一番大きな原因は過信、軽率さだと思います
穏やかな海だし泳げるから大丈夫、シュノーケルなら泳げるし、何度もやっているから大丈夫だと高を括り事故が起こることが多いと思います
夏の沖縄は観光客が多く訪れ、日本人は休みが短い傾向にあり、土日などの連休を使い、忙しい中の束の間の休みでしっかりとした準備も計画も立てずにいきなり泳いだり、シュノーケルをする、ちょっとした筋肉トラブルや呼吸器や循環器トラブルがあればたちまち人は溺れてしまいます。
助ける側からしてみても、いきなりそれはやってきますので、近くにいて常に気を張ってないと、まずその人がパニックになってからでは助けることはできません
迅速な対応が何よりも大切です
表題にもしていますが、海の事故の多くは水面で起こる=泳いでいる時や、シュノーケル中の事故がダイビング事故よりもずっと多いのです
誰でもできるシュノーケル、穏やかな海だし、いつも泳いでいると海を侮るなかれ
私の経験上言わせていただくとシュノーケルや遊泳の方がよっぽど注意する必要があり、ここドゥマゲッティでも、英語学校やにわかガイドが連れて行き事故が起こっていることは絶対に忘れてはいけません
しっかりしたプロに案内してもらってください
先生のご冥福をお祈りいたします
このようなかなしい事故が二度と起こらないように、私自身日々精進すると共に今回記載したことを皆様にも念頭に置いていただき海を楽しんでください
また他の方にもシェアしていただけると幸いです