ジャーニードゥマゲッティダイビング&ネイチャーツアー

また新たなジャーニーへコロナ時代の選択肢

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私は精一杯逃げる、自分のやるべきこと、やれることから逃げているのかもしれない。

精一杯自分のやれることはやっていると思い込んでいるかもしれない

日々努力は続け自分が最大限やれることはやっていると思い込みたい。

3月からロックダウンが始まり、家の外にすら出れなくなった、最初のうちは週1回の必要最低限の買い物のための外出のみ、外出パス、マスクを持参しなければいけなく買い物に行っても検査の連続

最初の2週間はそのパスさえも配られなく近所の人に借りたり、近所の人と食べ物を共有し、助け合いながらなんとかなった。

数週間続き、パスが配られ週2日買い物のみの外出になり、数カ月経ち週3日になった。

しかし未だに6月の中旬を超えてもまだロックダウンは続き週3日のみの外出、海で泳ぐことさえ許されない、海で泳ぐだけで警察に捕まるありさま

ダイビングショップのオーナーが海にさえ出れない、もちろんダイビングなんてとんでもない。

海のうの字も出ない、ブログネタもない、このままでは身体が乾ききり、呼吸ができなくなり、

鰓が消え、泳ぎを忘れ、潜ることさえできなくなるかもしれない。

フィリピン政府は海に何の恨みがあるのか??

今までダイビングで特にこのネグロスオリエンタル州はどれだけの利益を被りここの土地や人々を潤してきたか?

自然はコロナとは関係ない、関係あるのは人間が自然に対してどれだけひどいことをやってきたか、それのしっぺ返しが来ているだけじゃないか。

こういう時にダイビングは必要ないものではないか、特に自然にとっては自然を少なからず壊し、害を起こすものではないかと思ってしまう。

確かにそれはあると思う。

ただ僕らがやれることは、そのインパクト以上の自然に対する恩恵に何らかの恩返しや人類に気づきや良い意味でのインパクトを提示することだと思う。

ダイビングをやり自然を知り、気づいてもらい、この素晴らしい自然や海の世界をずっと残していきたい、維持していきたいと思うきっかけを作る、みんなでそれを実行していく。

僕はまだ未熟なのでそうやってダイビングが存続できる意味を探してしまう。

意味なんていらなく、コロナ後に自然淘汰されダイビングはなくなるのかもしれない、それでも必要あれば残ると思うし少なからず22年間関わってきたことなのでなくなって欲しくないとエゴの塊の僕は思う。

それは永遠の矛盾で、人間のエゴの塊の象徴で自然にとってはダイビングなど不自然でなくなってもなくならなくても関係ないし、知らないことだと思う。

ただ何らかの意味を持たせたいんだ、僕は未熟な人間だから

とりあえず、僕は未熟で解決策が今はわからなく、海にさえ行けなく自由と権利を奪われてしまったので、一旦日本に帰国し、もしかしたらジョージアという国に行き今後の作戦を練ろうと思います。

フィリピンの観光業がいつ戻るかは不明です、観光省は今年の国内需要以外の観光業は絶望的だとすでに言っています。

また、文科省ですら生徒が学校に登校する通常授業の再開はワクチンを開発しみんなに広がるまで通常授業の再開は認めないとか言っています

観光業はもっと遅くなるか最低限それと同時期になるかと思います。

(それでも以前のように戻ってくるのはもっともっと先のことで、そういう判断が遅ければ遅いほど長引くと思います)

すでにスペインは7月1日から、ベトナムも7月1日から観光客受け入れをはじめ、観光業復活に動いています。

フィリピンが観光業に頼ってはいたけどここまで強情なのには正直驚いていますが、事実なのでしょうがないでしょう、僕も違う道をしばらくは考えないといけないし、楽しみながらも全く違う道を選ぶ覚悟を決めているところです。

ダイビングという選択肢をたとえ選べないとしても、ダイビングの本質やエッセンスはそのまま受け継ぎどんなことにも活かしていきます

いつかまたダイビングが自由にやれる時にはもちろん戻ってきますし、それまで違う場所や違う国で違う選択肢を選ぶことになるかもしれませんが、私のジャーニーの目的や本質はいっさい変わりません。

ジャーニー自体は何があっても変わりません

今は海にさえ行けませんが、また進化して帰ってきます

海のようにすべては繋がっています、また波はやってきますし、流れはやってきます。

Journey Shall Return

また次回皆様にお目にかかれるのを楽しみにしております。

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