ドゥマゲッティエリア、スミロン島、アポ島は一年中大物フィーバー
季節に関係なくその時の海況や海のコンディションにより通年高い透明度をほこる
今の季節,北西の季節風に変わり弱冠海が荒れやすくなったが、それでも海の中は透明度が高く大物ラッシュだった
何故か満月や新月の大潮の時ではなく、小潮の時にすごく流れることが多く、今回も新月を過ぎ上弦の月の手前三日月だったがアポ島もスミロン島も北側のポイントはなかなかに流れていた。
流れているということは上手くポイントをみつければ大物ラッシュに出くわす
アポ島のココナッツポイントの深場、流れがぶつかる場所や、流れが渦巻く場所にギンガメアジの大群が、一つの群れはとぐろを巻き、グルグルと周り、一つの群れは静かに流れに少しづつ逆らい壁になっていた。
周りにヨコシマサワラ、イソマグロが自由に泳ぎ周りなかなかの圧巻な光景が広がる
流れが強く必死だったようなので、アポ島のその様子は残念ながら写真や動画にうまく収めることができなかったが(動画にしておけば良かったーっと後悔している様子、こういう時にそうだ動画にしようとなかなか切り替えられないのが痛い)
その前の日に行ったスミロン島の大物達は写真で撮ることができた
久しぶりになかなか強い流れのスミロン島はライトハウス、ダイビングの最後に強い流れに逆らいながらバラクーダの群れが出た!
バラクーダは余裕で流れに少しづつ逆らっていき、ダイバーは必死に流れに逆らいながら彼らを追いかける。
流れに逆らいながらバラクーダを追いかけながらの撮影なのでなかなか難しかったかもしれないが、いくつかちゃんと撮れている写真を撮っていただいた。
(こういう流れの中一番慣れている僕が一番バラクーダに近く、またバラクーダの群れも一番うまい人に一番近づくので、カメラ貸してーーっと何度も思ったし、水中で叫んだが、みんなが遠かった。後で話したら渡しておけば良かったですーーーっとみんな悔しがった)
巨大バラクーダの群れ、群れ自体はそこまで数は多くないが一個体がでかい!!
(2M以上あるかもしれない)
流れがあるとなかなか大変ではあるが、大物ラッシュが期待できる
ブリーフィングで話したすべての生物が今回は見られた
ロウニンアジも潜降して泳ぎだしたらいきなり現れた
凛々しいロウニンアジ
渋く凛々しくまだ若いがロウニン感が出ている
横目なヨコシマサワラ
明らかにこちらをチラ見している
その目が怪しくヨコシマな雰囲気を醸し出している
強い流れをものともせず勇敢に進んでいくその姿はカッコいいが
ヨコシマな目がやはりいやらしい(うひひひひっーーーとか言いそう)
というわけで、ドゥマゲッティエリア、アポ島、スミロン島、シキホール島などは一年中潜れ一年中透明度が高く大物が出ます(海況やその時のコンディションによるが)
流れが速い時は大物発生率が基本的に増し、それでも流れているポイントが嫌な人は南側のポイントに行けば流れがほぼない、サンゴや美しい生物満点のまったり系のポイントで潜れます
このまったりと大物ダイナミックのポイントを一つのダイビングサイトでどちらも味わえるのが特徴、しかも一年中いつ来ても両方味わえます
冬で国内のポイント寒すぎて潜れないよーと言う方々、さすがに沖縄の離島でもきついという方々、ここはまだ水温29度あります(1月から2月は27度や26度まで下がる時もあります)
まったりもガッツリ大物も、ダイナミックもダイビングの醍醐味ここにあり