サーファー的ライフスタイルはわりと聞くが
ダイバー的ライフスタイルって何だろう?
いろいろ考えたが一言で言うと呼吸を整えるということではないか?
スキューバダイビングや、スキンダイビング、フリーダイビングをやるにあたり最初から最後まで付いて回るのが呼吸を整えること。
呼吸に始まり呼吸に終わると言っても過言ではない
ゆっくりと深い呼吸を保つ
それは人生をより良く生きていくためのヒントでもある。
忙しく、様々な余計なストレスを抱えているこの複雑怪奇な日本社会
時間に忙殺される、そんな時は呼吸が浅く速くなっていることがほとんど。
そうなってしまうとダイビング中のように悪循環になってしまう
浅くて速い呼吸→だんだん焦ってくる→良い考えができなくなってくる→不安が増大する→息苦しくなってくる→混乱してくる、パニックになる、頭が痛くなる
こういう人を昨今の会社でよく見かけるし、パニック症なんて病名やウツや
狂ってしまったなんていうが体からの視点で見たら当然の結果だと思う。
ゆっくりと深い呼吸をするだけで心や体が安定してくる。
しっかりと肺に新鮮な酸素を取り込み、体中特に脳に新鮮な空気を送ってあげよう。二酸化炭素過多になってしまっては頭が痛くなるのは当然だし、酸素がうまくいきわたらなくて体がパニックになるのも当然のこと。
心と身体は繋がっている。
ダイビング的ライフスタイルの実践
・ダイビング中のように呼吸を深くゆっくり
・心を落ち着かせて無駄な力をなるべく使わない
・自然と闘わない、体と心のバランスを整え流れにうまく乗る、もしくは流れの中でも力を抜いてキープする。
・余計なことを考えて呼吸が速くなってきたら整える、小さなことは気にしない
海に入ればつまらないことは浄化されていく
呼吸を整えるダイビング的ライフスタイルを生活の中心に置けば
仕事で困難な場面に陥った時も、何らかしらのトラブルが家族に降りかかってきた時も、急な自然災害や社会全体、国全体が窮地に陥ってしまっても
バランスを取り落ち着くことができ、困難から逃れる方法を冷静に思いつけるかもしれない。
昔から呼吸を整える、呼吸を使うということは武道の奥義にもなっていたし、
日本人の生活にはなくてはならないもので、生活の知恵だった。
今こそシンプルな生活に戻り、呼吸を整えるダイビング的ライフスタイルが
必要だと思う。
私は日常生活でこれを実践していこうと思う。
呼吸がうまく使え、うまく整えられればダイビングも上手になる。
人生を生きることも上手くなる
最高の一石二鳥ではないか