日本ではマンゴーが数千円から数万円するらしく
マンゴーブームなるものも起きていたらしいが
日本に数万円のみかんやみかんブームがないように
ここドゥマゲッティーではマンゴーは日本のみかんのように当たり前に
どこにでも生っている。
特に僕が住んでいるサンタモニカ地区や少し先のバコンでは
マンゴーの木がもういたるところにあり、これもマンゴー
あれもマンゴー、「もうマンゴーいいんじゃない!」というくらいあり
マンゴー1キロ50円以下で買えたりする。
大家さんからのおすそ分けにみかんではなく本気でマンゴーが来てしまうのである。
しかし、たくさんあるからと言って侮るなかれ!
このマンゴーは世界一美味しいと思えるほどジューシーでそれでいて上品で
肉厚でそれはそれはこの世のものとは思えない味である。
マンゴー以外にもいろんなフルーツが生っている。
バナナやココナッツ、パパイヤはもうイヤ!というほどそこら中に生えている。
うちの駐車場にも何故だか生えていて邪魔なくらいである、、、
パイナップルなんかもこうやって生えているから
驚き桃の木山椒の木(ってわかるかな?)
日本で売っているものより小さいがこれがとにかく甘くてうまい!
味が凝縮している、「マンゴーはフィリピンに限る!」とかいう人がいるが
そんなのは素人考え、当たり前である
「パイナップルこそフィリピンだ!」と言った人、なかなかやるなー
フィリピンではアボカドは完全に果物扱い
みんな牛乳と砂糖と混ぜてデザートにされてしまうので
本当に可愛そう。
メキシコのようにサラダにしたり、ペースト状にしていろいろ使ったり
タコスに入っていたり多種多様な使い方ができる万能選手なのに、
フィリピンではキーパーが退場してしまったからっていきなりキーパーにさせられる
気の良い長谷部誠状態である。
可愛そうなアボカド!アボガドだかアボカドだかはっきりしない奴
果物の王様も裸の王様状態で木になっている。
落ちてきたら痛いのでドリアンの木の下では待ち合わせしないようにしよう
その後デートどころではなくなってしまう。
(まあ嫌いな人を誘い出すのは良いかもしれない、、、)
余談だがドリアンを食べながらビールを食べるとお腹の中でガスが膨張して
下手したら死んでしまうらしいので、良い子はマネしないようにしよう!
(まあそもそも良い子はビール飲まないから心配いらないか?)
そんなわけで驚きフルーツ達が普通にその辺に生っている
フルーツ王国ドゥマゲッティー!
昔からBahalagu Saging Basta Loving
という諺がフィリピンではあり
愛し合っていればたとえバナナばかりを食べていても良い
(貧乏でも愛し合っていれば、愛があれば大丈夫)
という意味だが
最近これを女の子にいうと馬鹿にされ、お金がないとねーと言われてしまうのだが、本来南国は食べ物に関してはとても豊かなのである。