ドゥマゲッティにあるシリマン大学はフィリピンの中でもトップ10の中に入る名門校。
日本のいくつかの大学とも提携を結んでいて、ICU、フェリス、関西学院、四国学院、九州国際大学などから学生が交換留学に来ることもあります。
その中でも女性の方が行動力があり、度胸があるので女子大生が留学に来ることが多いですが、今までもうちでダイビングのライセンスを取ってくれることが多く、本当に女性の方が今は好奇心も旺盛で強いなーっとしみじみ感じます。
今回はこちらに交換留学されている女性が日本から彼氏を連れてダイビングライセンスを取りに来てくれた時の話です。
今も昔も本質はそこまで変わっていないと思いますが、今は例え九州であっても女性が強くなり、彼氏が女性の留学先に遊びに来て、ダイビングのライセンスを取りたいので一緒にやろうと誘われてきました。
イケメンで性格も良い彼氏ですが、本来男性はそういうものだと思いますが、慎重でいろいろと考えてしまい、彼女はフィリピンに留学に来るぐらいですから度胸があり大丈夫大丈夫という感じで、楽しい方を優先する後はなるようになるという感じでなかなか今の日本の若い男女の典型的な図式という感じでした。
一般的にそういう部分も多いですが、ダイビングは女性の方がすんなりできてしまい、彼氏がいろいろ戸惑うということがあるので僕自身気を遣いましたが、今はそこまでそういうことになってもあまり気にしないようです。
ダイビングはその人やその人達の関係性や本質がもろに出るのでカップルや上司部下などの関係で来られるとこちらが気を遣いますが、今の若者や日本社会が緩くなってきたのか、そこまで気にしなくなってきたと感じます。
体力的な問題や運動能力の差などもダイビングに関係してはきますが、実は精神力や適応能力、サバイバル能力、順応性、気にしない能力などの方が最初ダイビングをやり始める時は特に重要なので、男女でどちらが優位ということもありませんし、むしろ上記したものは女性の方が今は強い部分が多いのですんなりやれたりします。
男性と女性の足りない部分を上手く補えるのがダイビングでもありますので、一度はじめ慣れてしまえば70歳過ぎてもやれますので、カップルや夫婦でやり続けるには競争などもないですし、どちらが上手い下手もそこまで差が生まれないので良い趣味になるかと思います。
お互いに欠点を上手く補え、男女が平等な世界にもっとなっていければダイビングももっとすんなりやっていただけるかなと今回このカップルのダイビングライセンス取得コースをやっていて思いました。
ダイビングと男女平等な世界は実は繋がっていたわけです。