去年の9月のヨーロッパから日本の往復航空券、しかも家族4人分だったので総額35万円
5月末に取得し、9月のわりと直前になり急にキャンセルの連絡が取得した旅行代理店(マイトリップ)より知れっと入る。
(何の予告もなくメールで入っただけなので気がついて本当に良かった)
内容はANAの一方的なキャンセルで振替便なども一切用意されない非人道的なものでした。
当然すぐに返金されるだろうと思い、返金申請をしてマイトリップからも「ANAなのですぐに返金されるでしょう」と言われ、安心していたのですが、それがまさか1年かかるとは!!
(ANAもマイトリップも日本ーフィリピン便にどちらもありますので、全く他人事ではありません。十分フィリピン行きでもあり得ますし、どれだけ泣き寝入りする人がいることか!?)
その後マイトリップとの返金争奪戦がはじまり、しばらく経ってからANAが怪しいと気が付き
2社交えての攻防戦を行い結果的にはANAの返金処理ミスだった模様です。
(結局最後フェイドアウトして、全く非も認めないどころか、連絡さえ一切なし)
主悪の根源はANAでした。
今思うとポイントは
・ANAにも当然最初連絡したが、「旅行代理店を通した方の返金は代理店からしてもらってください、ANAからは一切何もできません」加えて「ANAから代理店に連絡することはできなく、お客様から代理店とやり取りをしてください」この一点張りなのですが
結局マイトリップはANAから返金されていないの一点張り、ANAは何月何日に返金しましたと堂々巡りになり、すぐに繰り返し上記のセリフがANAから出てきます。
しかし、返金元はANA,勝手にキャンセルしたのもANA
マイトリップは神様に誓ってANAからまだ返金がないと言っています(日本語と英語で担当者に言わせた)
ANAが絶対に怪しい、メールやチャットの返信態度も非常におかしく、電話は常に2時間半待ち状態で埒が明かないので、主にメールでANAを徹底的に攻めまくり、やっとぼろを出させました。
「絶対にANAの返金処理にミス等なかったのですか??確認できますか?もし何かあるのなら人間なのでミスもありますのでマイトリップと話をしてください」
というような文面を何度も繰り返し送った結果
急にANAから「マイトリップに確認したいことがあるので連絡します」(非常にオカシナ話でマイトリップの連絡先をこっちによこせと言って来る。大企業病ではないか?あくまでも自分達は偉い、正しいという態度を曲げない)
その後ANAから何かしらの連絡が入り、返金処理が行われたらしく急にマイトリップから電話が入り「返金処理が行われますので近いうちに返金されると思います」と急展開になり
詳しいことを担当者が電話で伝えてくれ、その後メールもあり無事返金されました。
ANAはマイトリップに連絡すると言ったっきり何も連絡がありません。
謝罪もお礼も何も一切なし、本当にオカシナな会社です。
返金までに丸1年、最後の数カ月は毎日毎日パソコンに張り付き、チャット、メール、お問合せフォームでの2社との交戦
我ながらよく粘ったと思います。
それでも言えることは一言、こんな無駄な労力は使わない方が良い
今回は総額35万円だったからそれに見合う仕事をと思って頑張りました。
でもかなり精神がすり減りました、寿命が数年は短くなった気分です。
悪いことは言いません、まずは航空券取得時は旅行代理店は通さない方が良いと思います。
航空会社から直接取得した方が万が一何かあった時に100万倍楽です。
次にANAだから、日本のサービスだから、おもてなしだからと安心しない方が良いです
日本の常識は世界の非常識と言われるぐらいおかしく曲がっている部分も多分にあるなと今回思い知らされました。ANAの便だからと選びましたが他の航空会社、LCCであってももっとましな対応をしてくれます。
最後におかしなものはおかしいという世界のスタンダート、人権や本質を考える力を養っておけばこういう万が一の時でも大企業とでも世界相手でも闘えると思います。
英語であっても日本語であっても相手が例え何人であってもそうそう変わりはありません。
おかしいことは、例えどこであっても誰が相手であっても変りません
おかしいことをおかしいとしっかりと言える自分を持つことが大切だと思います。