ジャーニードゥマゲッティダイビング&ネイチャーツアー

ドゥマゲッティの自然の可能性

ドゥマゲッティの自然の可能性
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ドゥマゲッティが州都のネグロスオリエンタル州には2000M級の高い山もあり、綺麗な海もあり、島もあり、温泉も湖も洞窟も滝も様々な自然資源が豊富にある。

日本には情報が行っていないだけで様々な可能性があると僕は前々から思っていてだからここを選んだとも言える。

海は言わずと知れた世界でも有数の美しいサンゴ礁や世界一の魚種を誇り世界的にも超有名、特にダイビングをする人には知らない人はいないぐらいの有名どころでもある。

今回はちょっと海を離れて山の方に話を向けたいと思います。

ドゥマゲッティの空港を降り立つと東の方角に海があり反対の西の方角に高い山が見れます。

このドゥマゲッティ市内から見れる一番高い山がタリニス山で1934メートルほどあります。

ハワイのダイアモンドヘッド、遠くから見ると阿蘇山や富士山にも近い形をしていて活火山なのだということがわかります。

この山の恩恵でドゥマゲッティは水が豊富、海の養分が豊富、自然が豊かで温泉も出る、地熱発電も行い電気も心配ない最高の環境が保たれています。

このタリニス山の麓には様々な自然環境があり森があり、湖があり、滝があり、川がありネグロスオリエンタル州にしかいない動植物や昆虫類などを育んでいます

つい最近シリマン大学の研究者によりタリニス山に生息する新種の蝶が発見されました。

この山や周りの自然はまだまだインフラが整っていないのもあり入る人も少なくまた未開でもあるのでこういう新種や固有種やかなり珍しい動植物が生息しています。

東大の大学院の昆虫を研究する研究生が訪れ案内をしたこともあります。

爬虫類に詳しい方もネグロスオリエンタル州のどこかにこの写真のソフィアモリドラゴンが生息しているはずだから探してもらいたいと連絡があり、友人のNGOの代表に話したらかなり珍しくなかなか見られないがあの辺りに生息しているはずだという詳しい場所を教えてくれました。(もし知りたい方は直接連絡ください)

シリマン大学が運営している小さな動物園に行けばネグロスオリエンタル州固有種のマメジカやイノシシ、鳥類、コウモリなどがいて「こんなのがまだいるのか!?」と感動した覚えがあるが、普段の生活では全くそういう気配がなく、人々も無関心だが山の方、森の方に入っていったら数がすごく少なくなってしまったようだがまだこういう動物達がいる

生態系豊かできれいな海が残っているということはその逆に素晴らしい森や自然もあるということで、是非この自然を守っていきたい。

コロナで人間の活動が制限され、自然や環境が綺麗になり復活していく映像をみると人類がどれだけ自然を冒しているかがわかってくる。

Withコロナの時代というのはウィルスと人類=自然と人類の関係にも直結してくるはずなので自然との関りを見つめなおしより深めていく時代でもあると思う。

海と山と森が繋がっていて共存し関係し合っているのと同じように人間と自然もまた無くてはならないもののはずなので、まずは自然も見つめるところからでもはじめていきたい。

ドゥマゲッティの自然を思い出し、日本や世界の自然と人間の関係性を思う日々である。

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