コロナロックダウン後3年ぶりにドゥマゲッティを訪れ、このジャーニーダイビング&ネイチャーツアーを復活させましたが、この3年で今までの変化とは比べものにならないくらい大きく変ってしまっています。
一番は全てのダイビングや観光業に関わる物価が１．5倍から2倍に跳ね上がり、それでもしょうがないので良しとする風潮があり、良き競争よりは物価高騰しているからしょうがない、これでも来たい人が来れば良いという感じの開き直りと諦めが入り混じったような感じで増々フィリピンの観光業復活が遅れ、他の国に更に差をつけられ取り残される感が否めない感じです。
（コロナで相当上から押さえつけられて、抵抗すらしたくなくなるほど精気を抜かれた感もあります）
ダイビングタンク代は1.5倍になり、ボートレンタルは2倍近くになっています。
各種エントランスフィーやら、シュノーケリング、ダイビングフィーやら、カメラフィーなどは相変わらずあり料金もしれっと上がっています。（ジンベイザメフィーはお客さんが少ないのか何故か下がっています）
ガソリンも高騰していますし、人件費も上がっています
私達だけこの流れに抗うことはできず、3年前と同じでは当然やっていけませんのでやむを得ず私達も料金を改定させていただきます。
私達がこのような状況でも決して諦めずに続けていくこと自体が抵抗になると信じています。
そのためにもまずは私達が続けていけるように料金を改定させていただきます。
料金表
コロナ後の世界はコロナ前と同じには決してならなく、ここドゥマゲッティでも大きな変化をみせています。
人々の考えや価値観にも変化が見られます、コロナ前のような中国人観光客のバブルは見られません
にわかダイバー、にわか観光業従事者は一掃されています。
他にはない付加価値を見出せるもの、独自のやり方で継続できるもの、決して諦めずにコツコツと粘り強くやり続けていて少しづつ成長し続けるものが結局残っています。
僕らがドゥマゲッティエリアのダイビングや観光業のために何ができるのか？
今こそまたもう一度このエリアの良さを見直し、どのようにここの価値を世界に伝えていけるのか、
継続できるサステナブルなやり方で魅力を発信し、観光客に来て楽しんでもらえるか、を今考え行動する必要があると思います。
観光客が戻って来て、コロナ前の水準まで戻ってしまってからでは遅いと思います。また同じようなことが繰り返されては今の変化にはついていけず、にわか従事者達ではもう一度コロナのようなことが起これば次のダメージは深刻なものになると思います。
急な物価高騰にも屈しない強い信念を持ち、長い目でドゥマゲッティエリアのダイビングや観光業を繁栄させていくために、今軌道修正を真剣に行った方が良いと思います。
料金が改定しても、料金が上がってもそれでもやっぱりドゥマゲッティエリアに戻って来たいと思う観光客を1人でも増やし、ここの良さを、素晴らしさを伝えていかないとただ高くなっただけでは意味がありません。
高くなったことに意味を見出し、そこからレベルアップしたから料金もアップした、それでも満足いただけるようにしていかないと未来がないのではないかと思います。
料金が上がっても今まで以上に満足していただけるように日々精進していきます
皆様のご協力もまた必要です。
ドゥマゲッティエリアのダイビングや観光業を今後ともどうぞよろしくお願い致します
