ジャーニードゥマゲッティダイビング&ネイチャーツアー

海外ダイビング留学という形

海外ダイビング留学という形
LINEで送る
Pocket
このエントリーをはてなブックマークに追加

夏休みももう終わりになってしまうが、今年の夏は大学生が2週間住み込みでヘルプに来てくれた。
ダイビングはできなかったので主にシュノーケリングやその他の手伝いをしてもらった。自分の将来や日本の将来を真剣に考えている子で外(海外)に出ると内(日本)のことがよくわかることも知っているし、環境を変えてみて落ち着いて自分のことや将来のことを考えたいと思ったようだ。
ただ海外旅行に行くのも芸がないのでリゾートバイトのようにうちを手伝いながら実際に海外で働くとはどういうことか、海外でビジネスをやるのはどうなのかなどを学んでいった。
日本ではまだまだ少ない自らの頭で考え、自らの言葉で話せ、自らの責任で行動できる20歳の女子大生だった。

日本ではまだ彼女のような自立した大学生は少ないようで上手くやっているが孤立した所もあるようで改めて日本の教育ってなんなんだろうということを痛感した。
彼女のような独立した女性が自らの興味や探求のままに学べ同じ考えや志の生徒と共に議論したり、共有できないのでは何が教育と言えようか??
そういう意味でも彼女は自らの頭で判断し、自分の足と心でドゥマゲッティにまでわざわざ来てうちを手伝いながら、ダイビングのライセンスを取りながら自ら選んでいろいろ学んで行ったと言える。
自ら選択した自ら創り出した彼女だけの留学だったとも言える。

みんな今の若者は決して日本の未来が明るくはないことを知っている
しかしその未来は変えていけると僕は思う、変えるのは自分達1人1人だ
人と同じことをやっていてもそれはなかなか上手くいかないのはわりとみんなが知っているはずなのに何故それができないのか?日本の教育でみんなと同じにしないと悪だということを刷り込まれているのもあるが、高校を卒業したら義務教育ではなくなるし、やはりそこから独立して人のせいにはしてはいけない。

自らの頭で考え、自ら選び、自らの足で間違ってても良いから自分の意志で歩いていかないといけない。
ダイビングは教えてくれる、海は自然は教えてくれる、本当の自己責任とは何か、自ら立つとはどういうことかを
自然を通して、自分の身体や心に刻み込まれたことはなかなか忘れない
いつか何かの時に思い出したり、辛い時の糧や道に迷った時に一筋の道しるべになるかもしれない。

それが自然を通した学び、うちの場合はダイビング留学という形のようなものなのである。
何故だか最近若者が、人生に少し迷った人が、子供に学ばせたい親がうちを訪ねてきてダイビングを通して何かを学びたいと言う。
それも海外留学ではないかと、教育ではないかと僕は最近思う。

ダイビング留学してみたい

LINEで送る
Pocket
このエントリーをはてなブックマークに追加