時間が空いた時に定期的に行っているスキンダイビングでの海底クリーニング活動
この活動を書いた僕のブログをたまたま見つけてくれ、連絡をくれた日本の男子高生がいる。
http://journey-dumaguete.com/blog/skindivingcleaning/
世界のゴミ問題に関心があり、実際にその現場を見て体験してみたいと単身フィリピンまで本当に来てしまった。
その彼と一緒にスキンダイビングで海底のゴミ清掃&ビーチクリーニングをドゥマゲッティのサンタモニカビーチでやってきた。
海よりも山派だったという彼はシュノーケルリングも数回しかやったことがない
その経験でよくここまで来たなーっと感心させられてしまったが
さすが高校生まだ若い、そして適応能力と吸収力が凄まじい
ちょっと教えただけでスキンダイビングがみるみる上達し、すぐに5Mぐらいは潜れるようになってしまった。
この日は流れが少しあり、その流れに乗ってドゥマゲッティの中心街方向から大量のビニール袋やお菓子の袋などが流れて来ていた
海底のゴミを拾いながらも水面を漂ってくる不気味なクラゲのような様々な大きさと色のビニール袋やカラフルなお菓子の袋を永遠に拾い続ける
最初はしんどいがだんだんランナーズハイのような感じになってきて、リズムが出て来て、できるるだけ多くのゴミを拾えるかのもぐら叩きゲームのような感じになり、楽しく妙にハイテンションになってくる
2時間ほど広い続けたであろうか、最後はキモチ良い疲労感と何故か笑顔ですがすがしい気分になっていた。
ジャーニーのお店とサンタモニカビーチの行き帰りの道で日本の男子高生のY君と
マークが話ていた内容が印象的だった
Y君「あなたにとって海底クリーニングをやることの意味は何ですか?」
マーク「海で潜ったり、スキンダイビングをしていてこの素晴らしい環境を守り続けていかなければいけないと感じる、そのためにもこういう活動が必要だと思う」
Y君「あなたの周りの人や友達はこの活動をどう思っている?」
マーク「みんな笑っている。ドゥマゲッティの街や周辺都市からゴミが大量に流されてくるのに何故それをわざわざ拾うような無駄なことをするのかわからないと」
「でも、こういう行動それ自体に意味があると思うし、YUIさんにゴミのことや環境のことを教えてもらい、一緒に活動を行いながら少なくとも僕自身は変わった、大切なことだと気がついた」
根本的な解決にはなっていないと思う、ただ例え一人でもいいからフィリピンの人に、地元の人に何故ゴミを何の考えもなく捨ててはいけないのか、どういう影響が起こりえるのか、自分達の行動に責任をもっと持ってもらいたい
少なくとも考える力を気付く勇気を持ってもらいたい
Y君18歳、マーク19歳
Y君はこの後10月からドイツの大学で環境学を学ぶ予定
マークは彼の気づきや学んだことを元に地元の若者や子供達にこの素晴らしい環境を守っていくことの大切さを広めて言ってくれるだろう
世の中はまだまだ捨てたもんじゃない、未来はきっと明るい