やりたいことを無理矢理止められるとやりたくなるのは人の性
今一番やれなくて、今一番欲しているもの、そして私には生活していくにも、たとえ何を失おうともやりたいこと。それが旅
16歳の時から一人で世界旅をはじめ、早22年、10代の時から好きを仕事にしてきたが決して儲かる仕事ではないが何とか今までやってこられたが今が一番やばいかもしれない。
外出すら制限されて、フィリピンは特にあれをやるな、これはダメが次から次と出てきて、何故か歩くのもジョギングも海で泳ぐことすら止められ、海に泳ぎに行った人々が次から次へと逮捕された。
週2回の外出の時がプチ旅行に変わり家の中ではない外の世界を見れるのは面白いと感じたがマスクを付け外出パスを持ち、いちいち全ての所で検温されパスをチェックされ、アルコール消毒され、やってはいけないことの録音が流れ、様々な人に監視され、これは旅なのか?と遠くを眺めた。
この街から出られない、この先何キロ行ったらそこから先には行けない、この海の先にも行けない、鳥のように飛んで他の土地にも行けない、羽をもがれた鳥は歩いてでも這ってでも鳥かごの中から出られない。
誰がこんなこと決めて、誰が納得したのか?
これが資本主義の成り果てなのか? 自由な世界とはこうなのか? 本当の教育ってなんなのか? これが人間の進化した姿なのか??
僕には正直疑問が残る、何が正しいとかはないのかもしれないが、議論する必要は大いにあると思う。
こういう時にこそ旅に出たい、想像の翼を広げ旅に出よう
僕らは自由な存在のはずだ、進化したというのはそういうことだと思う。
空の果てにも、海の底にも、街の外にも国の外にもどこにも自由に行けるはず。
経験と感動を積み重ね想像力を膨らませこういう時でもどこにでも飛んでいけるはず
コロナ後に一番何をしたいか?でその人の本当にやりたいことがわかるかもしれない。
私の場合はそもそも自分やもう一人でダイビングやるのはコロナの何に関係あるの?と思っていてダイビング何度もやろうと思ったがどうやらダイビングを禁止したいようで、ずっと2月末から今もダメなようだ。
とにかく旅に出たい、ここではないどこかに行きたい、知らない世界に足を踏み入れたい、空気に触れたい、異国の匂いに包まれたい。
ここも十分異国で、世界各国の人達に囲まれているが、それでもみんなで旅したいよね、コロナ終わったら一緒に旅しようと夜な夜な語っている。
コロナ後は気軽に旅に出れなくなるとか、観光産業が衰退するとか、海外旅行はしばらく諦めた方が良いね、2、3年は元に戻らなくなるよとかいろいろな方面で言われているが、そもそも旅は人間の最も古い原始的、根本的な行動や欲望の一つであり、それを止めることはできないのではないかとふと思った。
悪いが旅は諦められない
旅や海や自然やそこに関わる人とそれらを通した感覚的なものや経験できる素晴らしい世界やことなどを伝えていきたい、共有していきたいとジャーニーダイビング&ネイチャーツアーのショップを立ち上げたが、今は私自身が素直に旅に出たく世界がどう変わっていくのか見つめていきたい。
私の人生は充電と放電の繰り返しでもうコロナで十分充電したのでもういっぱいいっぱいで放電しないとバッテリーがいっぱいになり爆発してしまう
どんなにテクノロジーが進化したとしても、オンラインで顔を見て同時に複数の人と会話ができたとしても、生の体験にはかなわないと思う。
生の体験なんて当たり前だったが、生の魚とかが当たり前だったが今は手に入りにくくなっているように、そのうち生の体験にどんどん希少価値が出てくるのかもしれない
とにかく僕は生の体験を求めているし、そこから出会えるものを共有&伝えていきたいんだと思う。
できるだけ様々な出会ったことがない生の体験をしに僕はまた新たな自分と旅に出る