ジャーニードゥマゲッティダイビング&ネイチャーツアー

本当は怖いシュノーケリング(スノーケリング)

本当は怖いシュノーケリング(スノーケリング)
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これからの夏休み特に日本からご家族で来られる方が多くなり気を付けてもらいたい、覚えていてもらいたいことがあります。
このブログでも何度か載せていますが、シュノーケリング(スノーケリング)は本当は怖い、危ないのだということをよーく考えて海に行ってもらいたいです。

シュノーケリング(スノーケリング)もしっかりしたプロのお店に任せよう

ドゥマゲッティエリアでも観光客の増加と共に年々海の事故が増えています。
その中でも一番多いのがシュノーケリング中の事故なのです
シュノーケリングは一見簡単で安全なイメージを持っている人が多いですが全くそんなことはありません。
ダイビングよりも事故に合う確率は高いですし、実際にダイビングよりもシュノーケリングの方が事故が多いです。(日本でもそうです)

ちょっと調べた中でもシュノーケリング事故のことはいろいろ出てきます。
平成29年の夏期の警視庁による水難事故のデータでも
シュノーケリング22名
ダイビング17名
サーフィン14名
その他28名とあります。
しかもシュノーケリングで事故としてカウントされるということはどこまでが事故かにもよりますがダイビングやサーフィンと比べても大きな事故の可能性が高いと思います。
僕がダイビングのインストラクターになるために学校に通っていた時もダイビング中の事故の8割以上は水面で起きていると勉強しましたし、実際に20年ダイビングや海関係の仕事をしていますが、水面つまりシュノーケリングや海で泳いでいる時の方がはるかにリスクが高いのです。

水面は波がありますし(水中にいると波の影響はない)、流れの影響も水面が一番強いです。
その他シュノーケリングはダイビングのように講習を受けたり、資格を取らないといけないわけではないので、基本的な知識や技術がなく、道具の扱い方もわかっていなかったり、我流でずっとやっているので思わぬ事故を引き起こしやすいです。
ダイビングも旅行もそうですが、慣れた頃が一番怖いのです。
ましてや十分な知識や技術がないし我流でずっとやり続けていて変な自信だけはあるのでそれで事故になるケースが多いです。
実際にドゥマゲッティエリアでもそれが原因で日本人の死亡事故が起きています。
プロでも日々のトレーニングを長年続けているのでもない人が海という大自然を相手にどんな自信を持てるというのでしょうか??
僕らインストラクターの資格を持ったプロですら未だに海は恐いですし、何が起こるかわからないのでかなり慎重になります。

十分な知識や技術を持っていなく、トレーニングや講習を受けたことがないのでしたら自分達だけでシュノーケリングに行ってはいけません。
夏休みの時期何組かのご家族だけで海に行く、シュノーケリングに行く話を耳にしますが、僕はそれを聞いただけで怖くてしかたがありません。
ましてや海のプロでもない英語学校などのスタッフと一緒に行ったからと行って全く安心ではありません。(それで実際に事故が起きています)
小さなお金をけちって事故にましてや海外で事故が起こってしまったらシャレにならないどころでは済まされません
実際にそれが起こってからでは遅いのです。
実際に事故が起きてから数時間後に僕に電話をかけてきた方々がいますが、僕はその時ネグロス島の反対側にいましたし、事故が起きてから数時間後に助けるのは相当困難であり、また手遅れな場合が多いです、そんな悔しい思いを僕はもうしたくありません。

そういう日本人が苦手とするリスクマネイジメントや自己責任というのを学ぶことが海外に出ることや、英語を勉強する意味の1つでもあると思います。
少し高いかもしれませんが餅は餅屋、プロに任せてください。
事故は起きないかもしれないけど、プロが近くで見守っていたり、近くにいるだけでも安心ですし、海やシュノーケリングなどの新たな楽しみ方やいろいろご提案もできます。シュノーケリング、スキンダイビングインストラクターの資格も持っていますのでいろいろお教えすることも可能です。
フィリピン人がやっているお店や、日本人がやっていても薄利多売で結局はフィリピン人がすべて案内する説明するお店の滅茶苦茶さ、何も知識や技術がなくプライドだけが高く全く何もできないガイドや実際に案内しているのを見て感じます、
これでは事故が起こる、何でこんなにテキトウ過ぎるのかというのを目のあたりにして憤りを感じ、何でこうなってしまうんだ?っと絶望感を感じるので僕は声を大にして言いたい、「海をなめちゃいけない」「シュノーケリングは本当は怖いんだ」

日本人はメディアで取り上げられた安全性については異常なほど反応するが、自分達が無知なこと、わからないことは驚くべきほど無謀になるし、無頓着になる。
プロでもない人達がわずかなお金をけちりシュノーケリングを自分達でしようとしたり、プロでもない人達に案内してもらおうと選ぶのは
わざわざ賞味期限切れの食品を自ら選んだり、毒性や発癌性物質が検出されたり、その疑いのあるものを自ら選ぶようなものだ
フィリピンは特に安かろう悪かろう、ましてや命のかかる、リスクが大きいことにけちってはいけない。
ケチることのリスクをよーく考えた方が良い

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