最近一人で予約されるダイバーが多くなってきたが、大変申し訳ないのですが、そのダイビングする日の参加されるダイバーが一人のみの場合船を出すとこちらが赤字になってしまうので一人だけではボートダイビングが遂行できません。
(他に一人でもダイバーやシュノーケルする方がいる場合はツアーは遂行されます)
ただし、ビーチエントリーでのダイビングは一人のみの参加でも可能でございます。
「えーービーチエントリー!?正直ほとんどやったことないし、あんまり面白くないという印象なんだよなー」と思う方が多くいらっしゃいますが、ドゥマゲッティ、ネグロス島の海岸線沿いは正直面白い!
ビーチエントリーの悪い印象の払拭、本当は面白いビーチエントリーをジャーニーではここで強くお勧めしたいと思い、ネグロス島海岸線沿いの紹介、ネグロス島ビーチエントリー推進部(NBE)の活動を行ってきました。
今回は更なるポイントの開拓をし、更なる面白生物、そして巨大バラクーダの群れにも高確率で遭遇できるポイントも発見しました!その報告をいたします。
まずネグロス島の海岸線沿いのダイビングポイントで注目するべき所は、その栄養満点の土壌や豊かな自然の恩恵特に活火山(休火山)の島なので、海岸線沿いは砂が黒か茶色でこの長い年月を経て堆積した火山灰を含む土壌が豊かでユニークな水中生物達を生みます。
ですので、海亀やバラクーダ、ギンガメアジ、大きなハタ類やフエダイ類もいますが、なんじゃこりゃーなレア生物達も多くいて、探せば探すほど様々なレア生物が出てくるのでボートダイビングとはまた違う深みのあるダイビングを味わうことができます。
下の砂が黒かったり茶色いので生物も隠れやすいのか、砂の中で隠れている生物ヒラメやカレイの仲間やホタテウミヘビの仲間、メガネウオの仲間達、ウミテング類、タツノオトシゴの仲間達、ガーデンイールの仲間達もチンアナゴだけでなく様々な種類がいます。
こんなのも砂の色に擬態していてじーっとしていたので最初わかりませんでした
じょじょに色が出て来て、動きはじめ、色が動いています
泳がず歩いている?お茶目で可愛いハナイカです
わかりやすいので動画でご覧ください
ビーチエントリーと言ってもマクロだけでなく、珊瑚も水中生物もボートダイビングに劣らないぐらい豊富にいます。
今回開拓したポイントは巨大な珊瑚がゴロゴロしていてそこにさらに様々な珊瑚が群生し生物が群れている、深場はソフトコーラルの宝庫
イワシの群れやフエダイ、クマザサハナムロ、ウメイロモドキなどの群れ
そして巨大バラクーダの群れも出ました!!
群れ自体は数はそこまで多くはないですが、1個体の大きさが迫力満点
群れが二手に分かれてしまったのですが、一緒になればそれでも数百はいます。
同じ所をグルグル回っていたのでいくらでも好きなだけ写真が撮れました
ビーチエントリーでこんな迫力満点の光景が見られるなんてネグロスの自然の豊かさに本当に感動です
ネグロス島沿岸線沿いのダイビングポイントで唯一物足りなかったのが、下が砂地なのにハゼの種類が少なくあまり珍しいのがいなく、同じ種類ばかりだったこと
しかーしそこはネグロス、やっぱりいました!
普段あまり潜らなく2回目に来たポイントで発見しました。
この透明感、宇宙人ぽい姿形、キュートな目素晴らしい!!
それにしてもこのハゼ、なんてーの?(誰か知っていたら教えてください、もしくは新種?)
黄色いハゼも発見!ギンガハゼではなく、たぶんフタホシタカノハハゼ
おそらくこのポイントはもっと探したらいろいろ出て来そうな予感がします
今後にこうご期待です
最後にみんな大好きウミウシ!ですが、皆さんウミウシは何の仲間だかわかりますか??
この写真を見たらもう答えが出てますね
貝の仲間だそうです、ちなみに他のウミウシはわずかな貝殻が体の中に残っているそうですが、このウミウシは外に出ちゃってます
海はまだまだ不思議がいっぱいです。
ワイドもマクロも珊瑚も砂地も楽しめ、探せば探すほどレア生物がゾクゾクと現れるネグロス島沿岸のビーチエントリーのポイント達
今のところ15か所ほどポイントを発見しましたが、今後増々新たなポイント新たな生物を見つけていきます。
今後のNBEの活動、今後のネグロス島沿岸ダイビングに大いに期待できます
是非是非ドゥマゲッティを訪れた際はアポ島、スミロン島、シキホール島も良いですが
ネグロス島沿岸沿いでビーチエントリーもしてみてください
潜れば潜るほど味が出る海で、やみつきになります。
ビーチダイビングもしてみたい