アムラン海洋保護地区調査隊はもう一つの保護区に向かった
次の保護区はバランガイビオオスにある
しかし、事前の情報では海岸線沿いから1キロ離れたところに保護区があると言う
どういうことだ??と思っていたが到着してみると納得した
ビーチから沖に1キロ以上行った洋上に海洋保護地区らしい白いブイがかろうじて肉眼で確認できる場所に立っている
そこまで当然ボートに乗らないと行けないのだが、ボートを出してくれるはずの町の沿岸警備隊が闘鶏をやりに行ってしまっててつかまらない、、、、
いろいろ探したが結局みんな船出してくれない、、、、、(めんどくさいから)
市長に連絡して別の沿岸警備隊に何とか船を出してもらい、いざ調査開始!
(市長の力は偉大だ)
小さな小さなボートでポイントまで20分ほど移動
海岸線からかなり離れ、本当にこんなところで大丈夫なの??
潜ったら下が何も見えなくて、流れがものすごいことになっていたらどうする??
エントリーしたら下でサメがグルグル回っていたらどうする??
など考えてしまうぐらいポツンと洋上にブイが二つあるだけのポイント
よし!入るぞーーと気合を入れてエントリー
あれ??浅い
下が棚になっていて水深5Mほどそこの珊瑚の一部にロープをくくりつけブイが二つ立っていた。
透明度は10M以下であまり良くなく暗い印象
何はともあれまったく初めてのポイントだし、いきなり洋上にあるポイントなので右も左もわからない、どっちに行ったらいいんだーーーー
長年のダイビング経験を頼りにたぶんこっちが深くなっていくと予想し進んで行く
長年の感はものすごく、その通りにすべてがうまくいった
透明度があまり良くないし、まったく先が読めないので深場は怖く、下が泥で珊瑚もなくなるのでさらに暗い印象
大きめのハタやウメイロモドキの群れや僕が好きなサザナミヤッコ、タテジマキンチャクダイ、ロクセンヤッコなどがいたので良かったがあまり面白くないので引き返すことに
やはり珊瑚が現れてくると生物がいきなり多くなり種類も豊富になる
水深15メートル付近で枝珊瑚の群生が綺麗なところでマクロを探していると
一緒に潜っている友人に肩を叩かれなんだ?っと思うと
目の前に1メートル50センチぐらいのイエローフィンバラクーダが何十匹か群れていた。
透明度が悪いのでなかなか上手く撮れないが、ここの周りをグルグル回っているのでわりと何回も撮ることができた。
それに続きタイワンカマスの群れも現れ、ウメイロモドキの群れやイワシの群れ、スズメダイの群れ達と合わさり、目の前で魚達のランデブー
なかなかエキサイティングな光景が広がり、一気にテンションが上がって来た
この後浅場に移動することにより、このポイントの真価が見られる
こうご期待! 次回に続く