ジャーニードゥマゲッティダイビング&ネイチャーツアー

7種類のクマノミが見られるドゥマゲッティの海

7種類のクマノミが見られるドゥマゲッティの海
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7種類のクマノミが一度に見られる海

フィリピンの海ではじまり(最初はセブとボホールの海)世界中様々な海で潜って来たが様々な種類のクマノミが一度に見られる海ってなかなかないことに気がついた。

フィリピンは特にここドゥマゲッティエリアはビーチエントリーでもボートダイブでもどこのサイトに行っても様々なクマノミの種類、よく探せば7人のサムライならぬ7種類のクマノミに出会える。

これって地味だけど結構レアで、クマノミ好きな人にはたまらないことだと気がついたが、普段から普通に見ているので何ら珍しさもなく、この前バリで潜ったら2種類ぐらいしか見かけなく、しかも何故かもっと地味で目立たない(住んでいるイソギンチャク自体が何故か地味)、ドゥマゲッティエリアの海って透明度も良く、魚達も華やかで綺麗で、その中でもクマノミの種類は目立つのでやっぱりいい海だなーっと思う今日この頃

 

今更かもしれないが、ここでその7人のそしてその見分け方や特徴を紹介しておく

まずはダイビング好きの方なら当然知っていると思うが

1ハマ、2クマ、3カクレから

これは体についている線の数

1本線はハマクマノミ

少しだけ大きめのクマノミの種類で、闘争心が強い?のか他のクマノミに比べてもダイバーにぐいぐい向かってくるし、その追いかけてくる距離も長い

ちょっと大きいし色が濃い奴が多いので少し怖い

 

2本線はそのままずばりクマノミ

一番スタンダードなタイプだが、小さめのやつや正面顔などよーく見るとなかなか可愛い。

一番よく見かけ、様々な色のイソギンチャクや数種類のイソギンチャクと共生しているのでバリエーションが豊富

 

3本線はカクレクマノミ

名前は知らなくてもニモと言えば世界中の人が理解してくれるが、実はあれカクレクマノミじゃないらしい、フィンディングニモはオーストラリア北東部が舞台なのでその辺りの固有種オレンジクラウンフィッシュ(クラウンアネモネフィッシュ)のようです。

良く見ると模様や色が異なります。

まあここフィリピンや日本などにはオレンジクラウンフィッシュはいませんので、3本線でニモっぽいやつはカクレクマノミです

次に、この二つ見分けがつかないという人が意外に多いのですが

僕は全然違うと思います。

ハナビラクマノミとセジロクマノミ

ハナビラクマノミは体色がピンク色で白い線が目の近く人間で言う頬の辺りと背中についています

一方セジロクマノミは体色がオレンジ色で白い線が背中にしか入っていません

写真のセジロクマノミは突然変異かハナビラクマノミとの混合なのか

頬の部分にも線が入っていますが、線が途中で切れていますし、背中の線が十字模様

何よりも体色がオレンジ色なのでセジロとわかります

ここドゥマゲッティエリアではハナビラクマノミの方がセジロクマノミより数が圧倒的に多いです。

先ほど話したカクレクマノミと間違える方もいますが、これまた良く見ると全然違うフィリピンやインドネシア辺りの固有種スパインチークアネモネフィッシュ

確かに3本線でカクレクマノミっぽいですが、体色がもっと濃く地味で、目も赤く、名前の通り頬の辺りチークに棘のようなものスパインがあります

カクレクマノミと比べても少し身体も大きく、少し攻撃的です

最後に実はフィリピンでも他のエリアや他の国ではなかなか見られないレアクマノミの1種なのですが、ここドゥマゲッティエリア、特にネグロス島沿岸沿いダーウィンやサンボアンギータ、サンタモニカではうじゃうじゃいるトウアカクマノミ

何故こんなにネグロス島沿岸にはトウアカクマノミが多いのか謎ですが、その姿を拝めしかもかなりの確率で卵を守っている、卵と共にいるグループが多いので卵を守る献身的な光景と不思議なグループ構成なども眺められます

他のクマノミと比べ見分けやすく、身体も少し大きく、模様もパンダっぽく、顔も仁王像のように怖く、紹介した7種類の中でダントツで攻撃的です。

またネグロス島沿岸で見るトウアカクマノミのグループの中には黄色い小さなトウアカクマノミがたまに見られ、一説によるとこれはまた別の種類のクマノミというからなかなか謎が深まります。

トウアカクマノミさんにとってネグロス島の沿岸地域は暮らしやすいようです

7種類のクマノミいかがだったでしょうか??

ドゥマゲッティエリアに来られた際は是非この7種類のクマノミ達を探して、しっかり見分けがつくようになってください

7種類のクマノミ全種類写真を撮るスタンプラリーみたいなのも良いかもしれません。

れらが見分けがつくようになったらクマノミ達の面白い生態を調べてみたら面白いです、同じイソギンチャクの中で家族だと思っていたものが他人同士だったり、性転換したりいろいろなクマノミドラマが日々繰り返されています。

また、違う種類のクマノミやクマノミではない魚が同じイソギンチャクの中で暮らしていたり、突然変異か違う種類のクマノミ同士が何かの間違えでくっついてしまったのか、十字架の模様をしたクマノミが現れたり

なかなかクマノミドラマ、クマノミ道は奥が深く海の中でずっと覗いていると夢中になってしまいます。

大物も良いですが、是非ドゥマゲッティエリアの7人ののクマノミ達にも注目してみてください。

7種類のクマノミみたい

 

 

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