Journey Diving and Nature Tour

ドゥマゲッティで見られる水中生物紹介(フグ編)

ドゥマゲッティで見られる水中生物紹介(フグ編)
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ドゥマゲッティで見られる水中生物達をより詳しくよりわかりやすく紹介できないかと思い、自分自身の勉強も含め同じ種類(同じ科や同じ目など)の水中生物を3種類に絞り写真と共にできるだけ詳しく紹介していこうと思い付いた

今回は記念すべき第一弾ということで、最近はまりはじめたフグの世界へ皆さんを誘います。

フグと一口に言っても以外にすごく種類が多く、フグ目で分類するとフグ、ハリセンボン、マンボウ、カワハギなども含み357種もいる。

その中で今日はコクテンフグ、モヨウフグ、ハリセンボンの3種類を紹介します。

まずドゥマッティエリアで最も多く見かけるフグは何かと問われるとおそらくコクテンフグではないかと思います。

フグは見別けるのが大変な種も多いがコクテンフグはわりと見別けやすく、よくアザラシや犬みたいと言われ英語ではドックフェイスパファーと呼ばれています。

また名前のままで体表に黒点があるのでコクテンフグと呼ばれています。

(以下写真を見てもらえばわかるかもですが、髭の後みたいなのもあるし僕はオッサンぽいと勝手に思っています笑)

サンゴ礁や岩礁に生息していて、甲殻類や軟体動物、海藻、貝類、海綿、珊瑚などいろいろ食べちゃいます。

筋肉にも毒があるらしく食用にはならないが、可愛らしいので観賞用になっちゃいます。

コクテンフグに限らずフグ科やハリセンボン科の方々は身体が膨らみ敵から身を守りますが、あの膨らむ時は胃の一部が変化した膨張のうという器官に大量の水を飲み込み膨らませます。

もっと緻密でかつ繊細な生命の不思議的膨らみ方かと思ったら、ただ海水を大量に飲み込んで身体に貯めるだったんですねー!(笑)

自分の体重の2倍から4倍も飲み込めるらしいです!凄いですが、辛そうです

コクテンフグは特に捕まえて膨らました時に膨らみ過ぎて目までつぶれてしまい、容姿が全く変わってしまうので、悪いですがぷーーーっと水中の中で噴き出すくらい笑ってしまいますが、海水飲み込んでいるとわかるとちょっと気の毒になっちゃいます

ちなみに何故海水を飲み込んでまで身体を膨らませるかというと、身体を大きく見せて威嚇したり、敵に襲われた時岩や珊瑚の隙間に逃げ込み身体を膨らませて相手が入って来れないようにしたり、隙間から引きづり出されないようにするためのようです。

一番上の写真はコクテンフグが珊瑚の隙間に逃げ込み僕が捕まえようとしましたが、膨らんで中から取り出せなくなり、コクテンフグ君が中からこちらを伺っている様子を撮りました。

ハリセンボンが膨らむ理由はその他に皮膚についている大量の棘、これは普段は寝ているが身体を膨らませると立ち上がりこれが敵に襲われ齧られたり、飲み込まれた時に防御になり敵から逃れることができます。

しかし、棘は全身を覆っていますが尻尾にはないため、よく尻尾だけ齧られて尻尾がなくなったり、短くなっているハリセンボンを見かけます。

身体隠して尻隠さず、何とも間抜けなフグっぽいところがさらに可愛さを引き立てます。

ちなみにこのハリセンボンのハリは千本まではなくだいたい350本前後だそうです。

ハリセンボンさんは腹びれがないこと、顎の歯が癒合していること、皮膚が厚いこと、敵に襲われると水や空気を吸い込んで体を大きく膨らませること、肉食性であることなど、フグ科と共通した特徴を多く持っているが、ハリセンボンには毒がない。

そのため食用にされることもあり、鍋、唐揚げ、刺身、味噌汁などにされちゃう。

沖縄ではハリセンボンはわりと食されアバサー汁は有名だし、台湾では刺身や棘を抜いた皮の湯引きなど名物らしいです。

最近知って増々ハリセンボンに興味を持ったのはその産卵行動の独特さで、産卵する雌を雄たちがおみこしをかつぐみたいにわっしょいわっしょいと持ち上げて雌が産卵するようです。

遺伝子に組み込まれているからなのか、産卵間近の雌に雄がどこからともなく大量に現れまさに産卵寸前で動けなくなってしまっている雌をその雄たちが下から泳ぎながら上に持ち上げて行き、水面まで押し上げていきます。

水面付近が一番流れがありうまく稚魚達が拡散していくので水面で産卵するのが一番望ましく、雄たちが水面までおみこしかつぎをして雌の産卵を手伝います。

最後のフグはモヨウフグです。

モヨウフグは他のフグに比べてその名前の通り模様が複雑で色彩も派手なのが特徴です。

モヨウフグ属だけでも20種類いるようでフグの中でも大型で70CMに達するものもいて、120CM以上の超大型も発見されています。

主にサンゴ礁に単独で住み、その巨体から遠くにいてもすぐにわかるが、近づいて捕まえようとするとなかなか巨体に似合わず俊敏でコクテンフグやハリセンボンよりも非常に捕まえずらいです。

皮や卵巣、肝臓には強い毒を持っているようですが、皮膚にはないらしいので今では食用としても食べちゃうようです。

料理屋でフグを食べこれ何フグですか?と聞いてモヨウフグですと言われたらちょっとひいちゃいますよね、、、

ちなみに名前がほぼ同じで同じモヨウフグ属のスジモヨウフグはこれ同じモヨウフグ属?というくらい体の大きさも容姿も違い今回調べてみないとわかりませんでした。スジモヨウフグの方が少し珍しいのか、毒があるかないかが不明のようで食用にはしていないそうです。

フグの世界もなかなか奥深いです。

同じ科や属のものでも大きさも容姿も異なり、目の色さえも大きく違ってきます。

これは人間も同じかもですが、毒あり毒なし、食えるやつ食えないやつ様々です。

それにしてもフグと一口に言っても350種類以上いてここまで大きくそれぞれが異なるので、人間の人種の違いや髪の色、目の色肌の色の違い何てなんてことはない小さな違いですね。

同じ目や科で違う種類の水中生物を3つ取り上げそこからいろいろ勉強しようという企画早くもなかなか面白いと我ながら満足しています。

今後もこうご期待ください!

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