ドゥマゲッティの隣町で良いダイビングポイントを2つ発見した。
ここ面白そうだな―っと以前から海側から眺めてはいたのだがビーチエントリーでも行けるとは、しかも潜れるとは思ってもいなかったのでスルーしていた。
企業のプライベートな港や人工物があるポイントなので景色や地形的にも面白いし、魚も群れているし、珍しいマクロ生物、ウミウシの種類も半端なく多い。
フリソデエビ夫婦、ハナイカ3匹、タツノオトシゴ、オオウミウマ、シーホースのどれかの種類、アケウス、10種類以上の珍し目のウミウシ達などなどが2ダイブで見れた。
港や人工物の下を潜るポイントなので人工物と自然が織り成す幻想的な風景、そこに集まり群れる魚たちの創るまた新たな世界が素晴らしい
人工物が見事に自然と溶け合い新たな漁礁を創っている
風景だけでも癒され、魚の群れている活発に動いている姿だけ見ていてもこのポイントは良いなと思えるのだが
よーく水底や人工物に付着しているものを丁寧に見ているとレアな生物達がかくれんぼをしているように息をひそめながら暮らしている。
人工物と共存しながら生きているたくましい水中生物達
人工物はやがて長い年月とともにじょじょに自然と融合していく
人工物に様々な水中生物が寄生し水中で森を創り出している
その森に光が入り魚たちが森の中の動物達のように群れて木々の間を縫うように駆け回る
ここは竜宮城か?ここは大昔に沈んだ古代遺跡なのか?
そんな浮世離れした感覚すらおぼえるこの幻想的な風景は水中に潜っているからこそ味わえる新世界感覚
一度海から出ればただの人工物の塊や港の一部
想像力や妄想力って人生を楽しむ上で結構大切なんだということが実感できる。
そんな幻想的で珍しい生物とも多く出会える夢のようなダイビングポイントを隣町に二つも発見してしまった。
やはりドゥマゲッティの可能性って海の中も凄い
何事も固定概念に囚われることなくまずは飛び込んでみるものだ、思いがけずこんなに素晴らしい世界と出会えることもある。